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スノーボードツアー 2004

1/11(日)〜12(祝)スノーボードツアー白馬さのさかスキー場 相沢盛夫という男やっぱり凄い!スノーボードをしている人なら知っている人も多いはず日本のスノーボードの第一人者、2年ぶりにあって彼のすべりを見た。フリースタイルボードでカービングターン、360°ハンドグラブと何でもござれ、フリーライディングしながらのパフォーマンスにはしびれさせられる。私が言うのもおこがましいが以前見たときよりも確実にうまい!!

初めて会ったのは十数年前、白馬乗鞍の若栗ゲレンデ、上のほうから何やら見たことのない動きで派手なスキーウェアーを来て超高速で降りてくるスキーヤーと思ったらスノーボーダーではないか!スキーよりも早く スタイルは蝶々のように両手を広げ最小に低く小さくなったと思えば次の瞬間羽を広げて滑ってくる姿はまさしく羽ばたく蝶々!それ以来、相沢君にはスノーボードの事をいろいろ教えてもらいる。フランスやカナダのキャンプにも一緒に行ったし、国内キャンプにも何度か一緒している。彼が出場していた国際大会にも見学に行ったことがある。場所は新穂高ロープウェースキー場 私が横滑りでしか降りていけない急斜面を大回転競技しているではないか!あれには驚かされた。試合の結果は外人勢がやはり上位を占めていたみたいだったが相沢君の勇姿には感動させられた。それ以来の付き合いで彼の一挙一動はいつも私の心の中に残る。彼が私のことを良く覚えているのは一緒に大阪のキャバクラに行った時の印象を一番覚えているらしい。人に感動させる人間に私も常日頃なりたいと考えるが自分はそうは行かない。私は中途半端だがサーフィンもするしもちろんスノーボードもする。だからどちらも良くわかる。だから彼をサーフィン業界のサーファーに例えると糟谷修自とオーバーラップしてしまう。

よくお店でサーフィンとスノーボード どちらが面白いですかと聞かれることがある。そして私は聞いてきた人にいつも聞き返す「お父さんとお母さんどちらが好きですか?」私にはこんな感じの質問に感じるのでそう聞き返す。そうどちらも好き、ある時はお父さん、ある時はお母さんが好きなように!この答えはきっと人によって違うと思う。要は自分が面白、楽しいと思えばどちらも好きであってもいいと思うし、楽しめない、面白くなかったら他に楽しいことを見つければいいと思う。昔からよく言うでしょう「好きこそものの上手なれ」でも私の場合は「下手のよこ好き」ですけど(笑)それより食べず嫌いは一番よくないよね!!!???

それともう一つ感動したことは二人の初心者が私達のツアーに参加し驚かされた。一人は格闘家の野谷 彼のパワー、破壊力、何事にも屈しない精神力!当然ながら初めはぜんぜん滑れない、ボードの上に立つのもままならない本当に一日目はぜんぜん滑れず、転倒の嵐!しかし二日目からは他の人とは違う彼のパワー!朝からテンションアップ、転んでも転んでも起き上がる様はまるで転がしても追いあがる「起き上がり人形」そのもの。二日目の午後にはエアーはするはうまい人でも嫌がるこぶ斜面を見事!?制覇!本人いわく「もっと前からやっといたら良かったな,,,,」今からでもぜんぜん遅くないと思うよ!

もう一人は若干19歳末スケーターの西野弟、足の先から頭の先まで全てレンタル、27cmの自分の足に24cmのブーツをはいてのチャレンジ、ちょっと痛そうだけど痛さを忘れて果敢にアタック、さすがに昼からは足が痛すぎてレンタルブーツを借りてきたいのですがという提案にインナーはずしてみたらという新しいアイデアが誰からともなく出て再び午後の部にトライ、これまた野谷に負けじと責めまくる。

二日目には同じようにさのさかスキー場最大のこぶ斜面にチャレンジ!克服後に一言「無茶おもろい」この言葉は以前バリへ一緒に行った宮前弟の「おもろ過ぎ」に負けず劣らずの名文句!

この初心者二人は純粋にスノーボード楽しさを感じたと思ったのは私だけだろうか?!

オフザウォールは一昨年度でスノーボードの販売を止めたけどサーフィンと同じように今でもスノーボードが好きでオフザウォールが好きなサンデーボーダーや山にこもっているインストラクター達がいることを忘れてはならないし彼らのためにも引続きツアーやイベント、チーム活動をしてあげなければならないとつくづく感じる。2月も行きましょ!スノーボード(敬称略)KAMA

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