RUSTYサーフボード・ウエットスーツ・SANTOSHAサーフボード販売 OFFTHEWALL International|サーフィングッズ・サーフウエア販売 オフザウォール大阪店

 
         
   
   
   
   
   
   
 







オーストラリアツアー 2003

タジ・バロウ、ジェームス・カトー、ネーザン・ウエブスター、ディブ・マッコ−レィらのトッププロサーファーを生んだウエスタンオーストラリア、唯一大きな町といえばパース、そしてサーフィンしている人にとって憧れのポイントマーガレットリバー、2日間で私自身はじめてのウエスタンオーストラリアの旅に出る。

9/15 バリ島20時発パース行きのガルーダ航空に乗って23時30分にウエスタンオーストラリア最大の街パースに着いた。乗客はほとんどオーストラリアの白人と少しのインドネシア人、日本人は私一人、飛行機内は満席、しかも私の隣は大柄の白人夫婦お酒は飲むしよくしゃべるはで、トイレも行けずやっとの思いでパース空港に到着。まだ新築なのか空港内はきれいで大きい、早速荷物をとって税関へ、外人用の税関へ向かったのは私と数人のインドネシア人、私の担当はきれいなオージーレディー、すんなりと通れるといつものように思っていたら荷物を全部開けろと言われ早く行かないとホテルが閉まるのにと思いながら仕方なく荷物を開けていくとそこに怖そうな年配のオバサン検査官が現れ私の携帯電話を別室に持って行き検査、返ってきたと思ったらいきなり大声で『コケイン』隣で並んでいたインドネシア人も『コケイン』と声を上げた、当然一番驚いたのは私自身、まったく身に覚えのないのに『あなたはコケインを持っている』と詰め寄られる。私は必死でノーノーの連発、お土産のお菓子の中まで調べられるほど徹底的に調べられた。そして私の財布を持ってまた別室へ、帰ってくるなりまたしても『コケイン』と一言、どうも私の財布と携帯電話からコケインの反応が出たみたいで今度は怖そうな男性検査官が私に日本語で書いた紙を見せた。内容は今から体の検査をしますが意義はないですか?またあなたには検査を拒む事も出来ますという主旨の内容、もちろん身に覚えがないので検査を許可すると違う大柄の男性検査官が来て体中をさわりまくられた。当然の私の荷物や体からは何も出てこず『行け』と言われてすんなりパスしたがこれが日本なら私は検査員に対して怒っていると思う!?私自身今までコケインなんか見た事もないし(一回あるけど)、もちろんしたこともないのに検査の結果だから仕方がないにしても何もしていない私でもこうして疑われるのだから日本人は全員疑われても仕方がないと思う。そしてその検査する機械は何を基準に調べているのか気になる。サーファー=マリファナ麻薬のイメージが世界中にあるのかもしれません。そのようなサーファーがいるから(実際いると思います)このようなことになったのかもと思う。薬物やるならサーファーやめてからにして欲しいと私は切に望む。私の周りには決してそのような人はいないと思いますし、もしいるなら私の周りから離れて欲しいと思います。でないと純粋にサーフィンだけを楽しんでいる人に失礼でしょう!とか思いながら一時間半にわたる検査の末、空港外に出たのが夜中の2時レンタカーを借りる予定にしていたのですが夜なので方向もわからないし、予約しているホテルも開いているかどうかもわからずタクシーでホテルに向かう事になり運転手に道中、色々オーストラリアのことを聞く。海の水は冷たいとか、サメが最近よく出るとかなどなど、そしてホテルに到着 しかし、オフィスが開いておらず入り口もわからず困っていたらタクシーの運転手がメモ書きを手に入れ私の部屋番号、鍵の隠し場所を見つけくれました。運転手がいなかったら私は朝までホテルの前で、、、、、

9/16 翌朝 RUSTYオーストラリアのデーモンからモーニングコール、迎えに来てくれると言う事でその前にお散歩!ホテルはビーチの前にありサーファーたちがすでに一ラウンド終えて上がってきて頃、波のサイズは胸ぐらいのいい波、ほとんどが学生みたいで登校前の朝連。オージーたちがうまくなる理由はこのあたりにあるのかも?!初めて会うデーモンと挨拶もそこそこにRUSTYオーストラリアの工場に向かい今回の一番の目的であり重要人物ミックバトンに20年ぶりに再会、日本でラスティーと一緒に私の家に泊まっていたのミック20年前の事がちょっと前のような気がします!相変わらず風格があり職人気質のミックは今回お願いしたボードを私に自慢げに見せてくれた。工場には大きなシェーピングマシンがあり、横でコンピューターをたくみに操り、ボードが出来るまでを私に見せ、今はこのようにしてボードを作っていると言う事を説明、彼いわく今はデザインが一番大事、そしてデザインしたボードを形にする事が一番難しいとの事、コンピューターが入り自分のデザインしたボードがコンピューターによりでデザインどおりできてきたら最高とのことです。シェーパーも昔と今ではかなり変わってきた事を痛切に感じる。ミックは20年前SANTOSHA(サントシャ)サーフボードのオーナーでありメーンシェーパーだった。いつの頃からかRUSTYサーフボードのオーストラリアのメーンシェーパーになりジョシュ・カーやジェームス・カトー、ジョク・バーンズらのボードをシェープ、カラニ・ロブはいつもミックのシェープしたボードをタバルアで使っていたのを思い出した。そして20年ぶりのサントシャサーフボードの復活イベントを手伝うべく私はオーストラリアに来たのが今回のメインテーマ!でき上がった8本のボードはいずれも最新技術と最新材料を使ったミックのシェープの集大成、日本の店頭に並ぶのが待ち遠しい限りです。サーフボード工場の横にはウェアーのデザインルーム、ストックルームなどで皆、忙しそうにしていた。デーモンは皆を紹介してくれるのですが当然名前は覚えらず、唯一モヒカンのモーガが親切だったのが印象的。 そしてお昼から一路あこがれのマーガレットリバーへ、運転はライアン3時間のドライブで到着、道中は同じ景色に同じ道、オーストラリアの大きさがわかる。波のサイズはアウターリーフで8フィート誰もサーフィンしておらず、インサイドで学校帰りの子供たちがいっぱいサーフィンしている。さすがサーフィンが国技のこの国、次の時代のタジバロウがすでにこの中にいるに違いないと感じる。キム 10年前にバリで知り合い、日本に来て一緒に四国にサーフィンで行った事のある男、久々の再会、バーで待ち合わせして待つ事20分入ってきた時にすぐわかった。サーフィンしている奴はいつまでも変わらないなぁ!?10年前の事を長々おしゃべり、自宅に招いてくれて夕食、変わったのはドイツ人の新しい奥さんぐらい!明朝サーフィンの約束をしてライアンと一緒にマーガレットリバーの丘の上にあるラスティーハウスに到着、やっとゆっくり寝られて旅の疲れも吹っ飛んだ!

9/17 翌日、朝からライアンと波チェック スミスポイントで頭くらいのいい波人もガラガラその前にRUSTYオーストラリア一押しのライダー16歳ジェイを迎えに家まで行く。この付近の家はすべて森の中の一軒家、昨日のキムと同じような家にジェイも住んでいる。スミスポイントはボトムがロックでテイクオフからいきなりチューブになる日本では見た事のないような波、私はお陰でパーリングの連続、おまけに背中まで岩にあたりウエットスーツを着ていたお陰で大事には至らなかった。さすがライダーのジェイ、チューブありエアーあり16歳でこの実力末恐ろしい限りである。ランチは町のコンビニで軽くすます。この町には3軒のサーフショップがありRUSTYのボード、ウェアーはどこにでも置いてあった。ウエスタンオーストラリアはまさしくRUSTYタウン! RUSTYオーストラリアはジェイにかなり力を入れているらしくカタログ、ポスターなどは彼の写真を多分に使っている。この名前を覚えといてほしい、近い将来必ず、ASPに姿を見せるに違いない。

サーフィンもそこそこにパースに戻る事になる。なぜなら私の為に歓迎パーティーを夕方6時より始めてくれるのである。その前にライアンはどうしても私に見せようとカンガルーを探してくれいた。こちらに来る途中、私はカンガルーが見たいと言ったものだからどうしても見せたかったようで一生懸命探してくれた。森の中を車で走り続けて一時間なかなか見つからない 見つけても遠くにいるのでよくわからない。最後に見つけたのは死んだカンガルー!写真撮る?の言葉にノーと返事 このツアーではカンガルーは見る事が出来なかった。パースに着くやいなやシャワーを浴びずにレストランにミック、デーモン、モガ、そしてアメリカのデザイナー ジョニー 彼とはタバルアで一度サーフィンし、カリフォルニアですしを食べた仲、そしてベトナムのデニム製造会社社長ボン、ライアン、イギリスから来ている OOOOなど大勢の人が集まり大盛り上がり、一番面白いのはモヒカンのモガ 彼が中心になり宴は続く。最後にミックが私をホテルまで送ってくれてサントシャブランドの発展のために尽力を尽くす約束をしてくれた。翌朝5時半ライアンに空港まで送ってもらい私の短い2日間のオーストラリアは終了。

教訓  どこの国でも同じだけれど法律は守る、 運転中の携帯電話の使用は100ドルの罰金、 オーストラリアに入国する時は携帯電話、財布はきれいに拭く、 三口 省賢 


  • ウエスタンオーストラリア最大の町パース

  • デーモン 彼が今回の私の旅をコーディネートしてくれた

  • ミックバトン彼のシェープにはオーストラリア中のライダーたちが注目 彼の持つシェープデザインセンスには驚き

  • コンピューターによるシェープ、最新技術のテクノロジー次代のシェープは間違いなくこの技術約20分で終了、この後にミックの手が加わり完成品が仕上がる。

  • 20年前のサントシャサーフボード

  • ラスティーオーストラリアのオフィス

  • モガ 社内の人気者

  • デザインルームはどこでも同じ

  • オーストラリアにもハーレーの勢いはすごい

  • マーガレットリバーのインサイドブレイク、学生達のプレイグランド


  • スミスポイント掘れ掘れレギュラーは危険度いっぱい

  • 名のない?ポイントしかしパーフェクトシェープ

  • ジェイルックスもいけてるし、サーフィンもうまいとくればメディアもほっておけない

  • ライアン サーフィンはうまいし、人柄もいい彼今回の案内人

  • 子供、子供、子供はどこでも楽しんでいる、大人も見習わないと

  • ミックの家に飾られていたサントシャサーフボードこのボードに対する思い入れが伝わってくる

  • ミックは20年前のボードを大切にガレージ保管していた

  • カリフォルニアのだて男 ジョニー

  • ミックと私20年ぶりの再会

  • やっぱりいました、十字軍
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